「人との関わりで緊張しているかもしれない」と気づいて立ち止まっているとき
「距離をとらないと苦しい」と感じたとき
人と関わるとき、つい壁を作ってしまうとき
人と線を引きたくなるときというとき
「近づくのが怖い」「離れるのも怖い」という思いがあるとき
人との距離がわからなくなるとき
心の壁を少しずつやわらげたいと感じたとき
もう少し自然に人と関わりたいと思ったとき
本当は大切に思っている誰かから「見透かされているようだ」と感じてこわくなってしまうとき
・・・そんなとき、心の奥で待ってくれている”安心安全”に戻り、恐れで守るかわりに、愛で守られることを思い出すためのお祈り。
神さま
わたしは長いあいだ、自分を守るために心を固くしてきたかもしれません。
人と関わるたびに揺らぐようで、誰かの感情に触れるたびに、自分が失われるように感じていたところがあったかもしれません。
けれども、わたしを守ってきたのは壁ではなく、ずっと、愛そのものだったということを、今、思い出しはじめました。
神さま
わたしの境界線を恐れではなく、愛のもとに引き直してください。
わたしが「閉じること」で守ろうとしていた心が、いま「光とともに在ること」で守られますように。
わたしはもう、他者を排除したり、遠ざけたりするための線を必要としていません。
愛の線は、誰かを拒むためではなく、わたしが愛とひとつであることを思い出すために引かれます。
どうか、わたしの「ノー」が恐れの拒絶ではなく、
ほんとうの愛に心を開くための、深い承認でありますように。
わたしがあなたに境界線を引き直してもらうたびに、世界の中で愛がさらに自由に流れていきますように。
わたしを守っているのは、神の心です。
あなたの思いの中で、わたしも、あなたも、すべてのいのちも、すでに安全であり、ひとつです。
ありがとうございます。
境界線が固くなるとき。
「あなたはあなた、わたしはわたし」という言葉が、やわらかさではなく、力みや固さと共にあるとき。
それは心が「ほんとうの安心安全を思い出したい」と願っているサインかもしれません。
自分を責めずに、ただその願いに寄り添うとき——
境界線は壁から、やさしい光の輪郭へと変わっていきます。
そこには、わたしとあなたを分ける線ではなく、愛を通わせるための透明な祈りの道があります。