人との関わりで緊張してしまうときのお祈り(0:14)

「人との関わりで緊張しているかもしれない」と気づいて立ち止まっているとき

「距離をとらないと苦しい」と感じたとき

人と関わるとき、つい壁を作ってしまうとき

人と線を引きたくなるときというとき

「近づくのが怖い」「離れるのも怖い」という思いがあるとき

人との距離がわからなくなるとき

心の壁を少しずつやわらげたいと感じたとき

もう少し自然に人と関わりたいと思ったとき

本当は大切に思っている誰かから「見透かされているようだ」と感じてこわくなってしまうとき

・・・そんなとき、心の奥で待ってくれている”安心安全”に戻り、恐れで守るかわりに、愛で守られることを思い出すためのお祈り。

神さま

わたしは長いあいだ、自分を守るために心を固くしてきたかもしれません。

人と関わるたびに揺らぐようで、誰かの感情に触れるたびに、自分が失われるように感じていたところがあったかもしれません。

けれども、わたしを守ってきたのは壁ではなく、ずっと、愛そのものだったということを、今、思い出しはじめました。

神さま

わたしの境界線を恐れではなく、愛のもとに引き直してください。

わたしが「閉じること」で守ろうとしていた心が、いま「光とともに在ること」で守られますように。

わたしはもう、他者を排除したり、遠ざけたりするための線を必要としていません。

愛の線は、誰かを拒むためではなく、わたしが愛とひとつであることを思い出すために引かれます。

どうか、わたしの「ノー」が恐れの拒絶ではなく、

ほんとうの愛に心を開くための、深い承認でありますように。

わたしがあなたに境界線を引き直してもらうたびに、世界の中で愛がさらに自由に流れていきますように。

わたしを守っているのは、神の心です。

あなたの思いの中で、わたしも、あなたも、すべてのいのちも、すでに安全であり、ひとつです。

ありがとうございます。

境界線が固くなるとき。

「あなたはあなた、わたしはわたし」という言葉が、やわらかさではなく、力みや固さと共にあるとき。

それは心が「ほんとうの安心安全を思い出したい」と願っているサインかもしれません。

自分を責めずに、ただその願いに寄り添うとき——

境界線は壁から、やさしい光の輪郭へと変わっていきます。

そこには、わたしとあなたを分ける線ではなく、愛を通わせるための透明な祈りの道があります。

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