男性性の4段階/女性性の4段階の補足(1)

男性性の4段階/女性性の4段階の補足です。

・円について

男性性の4段階と女性性の4段階を眺めていると、そして、経験を振り返ると「それぞれ第1段階と第4段階はひとつであり、円(⚪︎)である」ということが見えてきます。

第1段階の「身体性」は、身体的なものでもありますが、よく見ていると、その根底にある生命そのもの、存在そのものというのは第4段階でもあります。

・直線階段的(段階的、成長のプロセスの側面)

これはたとえば、

「小学生くらいの頃は、運動神経がいい男子がやたらモテて、中学・高校と成長するにつれてちょっと不良なワイルドな感じの男子がモテて、もうちょっと成長すると知的な人や社会的権威や専門性を持つ人に憧れて、あるとき深い精神的な意味を語る人をすごいと思って・・・」

・・・というように、男性性(ユング心理学における女性の中の男性性=アニムス)の投影がさまざまな側面として経験される・・・あるときには年齢とともに変化しながら現れている感じがすることがあります。

・光が「影」になっているとき

第1段階の「存在の受容」「未知や可能性に対して無邪気に開かれた心」が影として残ることにより、制限や禁止、反対に暴走があると「第2段階の歓びを享受できない、または、暴走する」というような感覚・経験として現れることがあります。

「第1・第2」は物理的・身体的な輝きと歓び、「第3・第4」は精神的は輝きと歓び、と見ることもできます。

・移行期の停滞や苦しみ

「第1・第2」は物理的・身体的な輝きと歓び、「第3・第4」は精神的は輝きと歓び、と見ることもできます。

そのような側面もあり、「第1・第2」から「第3」へ、あるいは、「第1・第2」から「第4」への移行期のような時期があり、そのときに、抵抗や停滞感、葛藤を経験することもあります。

この場合の抵抗感・停滞感・葛藤は、失敗や未熟さや足りなさと捉えるのではなく、「投影の回収と統合、自己受容(内なる結婚)を経て、いままで使っていなかった部屋に心を開く」というイメージがあります。

・「第1・第2」から「第3」/「第1・第2」から「第4」への移行期について

なぜ、このタイミングで、抵抗や停滞感、葛藤、あるいは「同じ問題を繰り返しているようだ」という壁のような経験があるのでしょうか。

もしかしたら、その先には「今まで使っていなかった部屋を使う」のかもしれません。

たとえば、いま思い浮かぶのは、

(1)形から内容へのシフト

(2)「自分の力でがんばっていきる」から「生かされている」へのシフト

ということが思い浮かびます。

「(1)形から内容へのシフト」では、まるで「物理的、身体的、五感的な願いや楽しみをすべて諦め、捨て去らなければならないってこと?そんなの嫌だ」という抵抗感が出てくることがあります。(そういう話ではないのですが)

「(2)「自分の力でがんばっていきる」から「生かされている」へのシフト」では、屈辱感やプライドを踏み躙るような気持ち、全体性を信頼するよりも、自分の力で計画してコントロールしていたいという、コントロールを手放す恐れ(=一体性の恐れ)が出てくることがあります。

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