怒りは正当化でも抑圧でもなく、光に戻る入り口

Light Remember版「怒り」について。

「怒り」は多くの人にとって扱いの難しい感情です。

わたしたちはつい、

・怒りを正当化して相手のせいにしたり
・反対に、怒っていないふりをして押し込めたり

どちらかに偏りがちです。

Light Remember の視点では、

・怒りを見ないようにすることが苦しみを深め
・ 怒りを正当化することが心を固くし
・ 怒りを静かに眺めることが光へ戻る入口になる

としています。

怒りは「悪いもの」ではなく、
内側の深い部分が光に触れたときに浮かぶ
古い緊張のサイン

なのです。

目次

「怒りを正当化しない」とはどういうこと?

怒りが湧いたとき、わたしたちはつい

「相手のせいで怒っている」
「この状況が悪いから怒っている」

というふうに原因を外側に置きたくなります。

でも実際には、怒りは、

内側にある「痛んだ過去の記憶」や「恐れ」が刺激されたしるし。

外側の出来事は「スイッチ」にすぎません。

だから、

・怒りはあの人が悪いから
・怒りはこの状況のせい

と正当化しはじめると、
心の深い部分は閉じたままで、癒しが進まなくなります。

「怒り」や「正当化」が悪いことというわけではなくて、ただ「奇跡・癒し」とは方向性が真逆であるということです。

Light Rememberでは、
怒りを「悪者扱い」するのではなく、

原因を外ではなく、内の光へ静かに戻すこと
心の解放・真の自由の機会として受け取ること

を大切にしています。

「怒りを抑圧しない」ことも大切

怒りを感じるとこわくなったり

「こんな自分はダメだ」と恥ずかしくなったりして

押し込めようとする人も多いといいます。

でも、抑圧された怒りほど、心に重く残り、無意識のうちに自分を締めつけます。

Light Rememberの視座では、

自分の中の怒りについて・・・

・怒りを押し込める必要はない
・怒りを良い/悪いでジャッジしない(裁かない)
・ただ、今ここに浮かんでいる感覚として見る

ただそれだけでも、内側は大きくゆるみはじめます。

Light Remember版「怒りの解放」3ステップ

ここからは、Light Rememberで実際に扱う形でまとめます。

① 怒りがあることを静かに認める

怒っている自分を否定せず、
「こう感じているなぁ」とやさしく気づく。

自分に正直であることが、最初の一歩です。

② 原因を外側に置かず、内側の光に戻す

怒りそのものよりも、
わたしの中のどんな痛みが反応しているのか
に静かに耳を傾ける。

責めるのではなく、ただ「内側に戻る」という動きです。

③ 光(静けさ)にゆだねる

怒りを変えようとせず、
この重さごと光に預けます
と心でそっと委ねる。

すると、怒りの解釈がふっと柔らかくなったり、
身体の緊張がほどけはじめます。

怒りを感じること自体は「間違い」ではない

Light Rememberでも、とても大切にしていること。

✨怒りを感じてもあなたは間違っていない
✨怒りを表したからといって価値が下がることもない
✨「怒り=未熟」ではない

怒りとは、
光が届いたときに浮かぶ「古い影」が見えただけ
です。

影が見えるのは、
光が入ってきている証拠でもあります。

怒りは「癒しの始まり」

怒りは、あなたの心が壊れているサインではなく、

✨「いま、深い癒しのタイミングが来ているよ」
✨内側にある古い緊張が解けようとしているよ」

という内なる光からの合図です。

だから、

怒りが出る → 悪いこと
ではなく、

怒りが出る → 光があなたの中で働き始めている
です。

まとめ

奇跡・真の癒し・光との一致を目的としたLight Remember版でまとめると・・・

・怒りを正当化しない
・怒りを抑圧しない
・怒りを静かに認める
・原因を外側に置かず内側の光に戻す
・重さごと光に預ける

怒りは自分や他者を傷つけるためではなく、
自分自身を光に戻すために浮かぶ入り口のサイン
心が光と一致するために浮かび上がってくる入り口

です。

心が原因、外はその結果。

心が光と一致するということは、それがそのまま世界に映し出されることを許可するということでもあります。

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