奇跡方面へのワーク(2) # 恋愛、パートナーシップ

前回からのつづきです。

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「相手が(自分に対して)音信不通だ」を例にします。

「相手が(自分に対して)音信不通だ」

→「自分が相手に音信不通だ」としたら?「自分が自分に音信不通だ」としたら?

と問いかけてみる

ということを前回のブログで書きました。

ここで、もうひとつ、とても大事なことがあります。

「相手が自分に音信不通だ」

というときに、自分はどんな感情を感じているかに形を与えてみる(言葉にしてみる)ということをしてみます。

ときどき「いや、別に、特になにも感じていません」ということがありますが、その場合は、一度立ち止まって、心に「わたしはこのことについてなにを感じているだろう?」と問いかけてみます。そうして、ご自分の内側に、じっくりと耳をすませてみます。

「相手が自分に音信不通だ」というときに、自分はどんな感情を感じているかに形を与えてみる(言葉にしてみる)というのは、自分が自分の本音を一つひとつ認めていくということでもあります。

これは「玉ねぎの薄皮を剥くようなプロセス」ですので、一番最初に出てきた感情や考えなどを「ファイナルアンサー」のように扱う必要はありません。

その奥の奥に”本当の答え(愛からのもの)”があって、その答えはあなたをずっと待ってくれています。

感情のリストなどを使って「このときの感情を言葉にするならなんだろう?」ということを見つけるというのは、最初は違和感を感じるという方でも、慣れてくるとなんだか楽しくなってくる、というお声を、これまでにもたくさん聞いてきました。

「彼が自分に対して音信不通だ(とわたしには見えている)」。

そして「このことについての感情を、言葉にしてみるなら、どんな感じだろう?」というのを、感情のリストなどを眺めながら、探してみる感じです。

「モヤモヤ」「怒り」「悲しみ」以外にも、なにか、見つかるかもしれません。

「複数の感情」が混じっている、ということもあるかもしれません。

このように、自分自身に繊細な優しさを与えていくということは、本当の意味で贅沢なひとときです。

そして、このように内側を見ていくということは、その目的によって、心の癒し、幸せ、本当の自由へと向かうものです。

これを一つひとつ、一日一個、最初は一週間坊主の繰り返しでも、もう、十分すぎるほどだと、わたしは感じています。

そうして、少しずつ「自分が自分に」対して、

このことについてどんな感情を感じているだろう?

わたしは何を感じているだろう?

と問いかけて、そのままを認めていくうちに、いつの間にか「ネガティブな感情たち」が落ち着いていって、本当の感覚、本当の自由とひとつになっていく。この繰り返しは、とても楽しい繰り返しです。

その繰り返しの中では、まるで神様のさまざまな側面を見せていただけるような感じがしていて、同じことの繰り返しのはずなのに、いつも景色が異なるような感じがある、と、わたしはよく感じます。

どんどん、深い深いところに落ちていくその感覚は「重い布団」のような心地のよさがあります。

「重い布団」というのは、小さい頃、おばあちゃんの家に泊まりに行くと「やたらと重い布団」があって、寒い冬に、この布団を被せてもらうのが、すごく気持ちよかったのですが、そのことを今思い出しました。

「うわ〜、重い布団だ〜」と思いながら、その布団の重みを感じ、重力にゆだねていると、いつの間にか朝になっていました。

このことを思い出しながら、”本来の自分自身”と一致していくプロセスのある側面と、なんとなく似たところがあるような、そんな感じがしました。

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