わたしたちはときに、「理想の自分」や「こうあるべき姿」を作り上げようとするあまり、
そこから外れてしまった「弱い自分」「裏切るように見える自分」を責めてしまうことがあります。
けれども、無条件の愛のまなざしはいつもやさしく、その裁きの声の奥にある「帰りたい」という呼び声を見てくれます。
理想を追いかけて傷つくたび、それはたったひとつの光に戻るもうひとつの道となっていきます。
神さま
何度も倒れ、何度も裏切るように感じるわたしに、あなたの優しい癒しの光を当ててください。
わたしの弱さを、罪ではなく、あなたへと戻る呼び声として、今、受け取ります。
失敗と思えるなかにも、あなたの光、あなたの慈しみを見ることができますように。
「理想の自分」をつくろうとするたびに、同時に「裏切る自分」も生まれます。
けれども、光の中ではどちらも分離していません。
本当はどちらも、たったひとつのわたしの中で出会っています。
理想も、裏切りも、ひとつの心の中で神のもとに結ばれています。
あなたは、わたしを無限の愛で永遠に愛してくださっています。
そして、あなたが、わたしを咎めたり、裁いたり、罰したりすることは、ありえません。
なぜならあなたは、完全なる愛そのもの、無条件の愛そのものだからです。
理想も、裏切りも、どちらも神へと戻るための一つの道です。
わたしは今、正しくあろうとする代わりに、あなたの心の中に戻ることを選びます。
ありがとうございます。