嫉妬・羨望は「未来視の裏側」
嫉妬や羨望という感情は、
「外側に見えている “才能・在り方・光” を、実は自分の中にすでに知っているからこそ反応している」と理解できます。
他人の光に反応して嫉妬が起きるのは、「自分にはないもの」を見ているからではありません。
自分の中にある光を、まだ完全には受け入れていないから、痛みの形で反応する
これが嫉妬・羨望の正体です。
だからこそ、嫉妬は「自分の方向性への反応」です。
その在り方・領域・ステージへ確実に向かっているからこと、反応が出るのです。
向かっていなかったら、そもそも何も感じません。
完全に関係のない領域には、心は痛まないのです。
憧れと嫉妬・羨望のちがい
どちらも 「未来視」「内なる光の反応」 ですが、
その「層(※)」が少し違います。
憧れ
層:表層の静けさ
心の動き:「素敵」「ああ、わたしもああなりたい」
本質:光の方向を思い出しているサイン
嫉妬
層:1層の痛み
心の動き:「どうしてあの人ばっかり?」「どうせわたしなんか」※自覚は「モヤモヤ」「ざわつき」であることが多い。
本質:光が近いからこそ、エゴが痛むサイン
羨望
層:2層の不足、欠乏の物語
心の動き:「わたしにはない」「わたしには力不足」「わたしにはできない」「わたしはまだ遠い」「あの人ほど価値がない」「遅れている」「何かを失っている」「チャンスを逃した」「わたしには届かないかも」
本質:「本当はある」ことを忘れているサイン
嫉妬・羨望は「光が近い」ときほど出る反応です。
光が遠ければ、そもそも何も感じません。
嫉妬・羨望のまとめ
嫉妬・羨望は・・・
「外側が何かを持っていて、わたしは持っていない」という錯覚の立ち上がり
光が近いから、エゴがざわつく反応
あなたの中に同じ種があるから反応している
未来視が“エゴ様式”で立ち上がったもの
そして・・・
すでに内側にある光を思い出すための機会
方向性が近い
同じ資質が動き始めている
本来の道に再び触れつつある
嫉妬・羨望は「外側の光」に反応しているように見えて、 本当は「内側の光」に反応しているということです。
人は、自分の中に全くないものに嫉妬しません。
心の深いレベルでは、その人が持っているように見える光・才能・在り方・自由さを
「わたしにもそれがある」
「わたしもそちらへ向かっている」
とすでに知っているからこそ、反応が起こります。
嫉妬羨望は光接近サインです。
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