Be・Do・Have─心の軸を思い出すための小さな地図

心やスピリチュアルの教えに惹かれ、学びを深めるほど、「どんな意図で歩むか」を見失わないようにしたいと思うようになりました。

このBe–Do–Haveの整理は、外に問題を見るためではなく、自分自身の内に戻るための小さな地図として。

※問題は外(この世界、状況、他者等)にはない

奇跡講座の実践にもつながる、わたし自身の覚書としてここに置いておきたいと思います。

※一般的な定義にも触れながら、わたし自身の経験にフィットする形でまとめています。

Be–Do–Have 三層メモ

わたしたちの「生きる方向性」や「心の使い方」は、大きく分けると

Be(存在)・Do(行動)・Have(結果)

という三つの層で見ることができます。

① Be(存在)

・あり方・意識・状態・信念・波動

・「どんな自分として在るか」

・内的軸・意識の質・心の在り方

・キーワード:キーワード:自己実現、非二元(アドヴァイタ)、奇跡講座の実践

・落とし穴:「行動しなくてもよい」「在るだけでうまくいく」などの行動を否定する誤解

・本質:静けさの中から自然な行動が生まれる

※自己実現、非二元(アドヴァイタ)、そして奇跡講座の実践を横断して見ていくと、共通して本質にあるのは「在り方(Be)」の領域だと感じます。わたし自身の体験から見ても、引き寄せの本質側はこの領域に含まれるように思います。一方で、一般的な理解では「形の側」として語られることが多いようです。

② Do(行動)

・行動・実践・スキル・能力・習慣

・「どう動くか」「何をするか」

・努力・訓練・実践・セルフマネジメント

・キーワード:能力開発、行動心理学、成功哲学、自己啓発の実践面

・落とし穴:Doing偏重、疲弊、比較、自己否定

・本質:Beに根ざした自然な流れとしての行動

・奇跡講座的に見ると「行動」そのものも外側の現実の一部=結果の範囲に含まれる

③ Have(結果)

・結果・成果・所有・形

・「何を得るか」「何を持つか」

・目標・収入・関係・地位・成功

・キーワード:願望実現、引き寄せの法則(形の側)、成功法則、目標設定、ビジョンメイキング、マニフェステーション

※マニフェステーション=ポジティブな思考、感情、行動を通じて、自分の望む現実を引き寄せるプロセス

・落とし穴:“持つこと=幸福”という誤解、欠乏意識、Beが曖昧になりがち、BeとDoが混同しがち

・本質:BeとDoの一致から自然に現れる結果

三層の流れ

  • 自然な順序:Be → Do → Have
  • Be:根(在り方・意識)
  • Do:茎(行動・実践)
  • Have:花(結果・形)
  • 逆順(Have→Do→Be)は、欠乏やコントロールを生みやすい
  • 内側(Be)が整えば、外側(Have)は自然に調和する

因果の順序

一般的誤解:Have → Do → Be
 例:「結果を得たいから行動して、そうなりたい」

本質的流れ:Be → Do → Have
 例:「愛で在る → 無理をしなくても自然と優しさが行動に現れる(為される) → 愛される結果」

目次