「間に合わない」「もう遅い」と感じるときのお祈り

「早くしないといけないのにできない」「早くしたいのにできない」「間に合わない」「もう遅い」という声が響くとき。

タスクが山のように思えて圧倒を感じたり、焦ったり、心が忙しく感じたりするとき。

先延ばしや後回しにしてしまうとき。

かすかに、「取り残されてしまう」「置いてけぼりになってしまう」「取り返しのつかないことになる」というおそれの気配を感じるとき。

深呼吸とともに静かに祈り、愛のタイムライン”自然なリズム”の中に戻れますように。

神さま

わたしの中に「間に合わない」「もう遅い」という声が響くとき、その声の奥で、愛を求めている小さな心を見せてください。

わたしはときどき焦り、「今すぐ行動しなければタイミングを逃す」と信じてしまいます。

けれどもその奥には、「置き去りにされたくない」「愛の流れから外れたくない」という切なる願いがあることを思い出します。

どうぞ教えてください。

愛の流れは、わたしが立ち止まっても止まらないということ。

わたしが「立ち止まってしまった」と恐れているときには、そっと再び包んでくれるということ。

息を整えるようにして、自然とその流れの中に戻っているということを、どうぞ教えてください。

遅れているように見える時間さえ、あなたのやさしさの中に抱かれています。

わたしの価値は、行動の速さではなく、あなたと共にある静けさの中に、すでにあります。

わたしが「間に合おう」と焦るかわりに、「愛に還ろう」と思い出すことができますように。

行動するときも、休むときも、すべてがあなたのリズムの中で、ちょうどよく調和しています。

あまりにも自然で心地のよいリズムの中にいるとき、

その自然さゆえに、わたしはそのことをときどき忘れてしまうことがあります。

けれども今、その自然なリズムに感謝します。

「もう遅い」と思ったこの瞬間こそ、愛はわたしを呼び、迎え入れてくれています。

わたしは、今この瞬間に、すでに間に合っています。

ありがとうございます。

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