心が光へ戻るとき、
ほんとうは、その歩みはいつもやさしく、自然で、静かです。
たまねぎの薄皮が一枚ずつ、
ちょうど「いま扱える分だけ」ふわりと浮かび上がってくるように、
心はその日の器で向き合える部分だけを見せてくれます。
これは、光の働きそのもの。
「今日照らされる分だけ差し出す」という聖なる存在のペースに沿った歩みです。
そして、継続コースは、この自然な光のプロセスがもっとも起きやすい「器(コンテナ)」です。
継続の場は薄皮が自然に浮き上がるための「時間の器」
継続の時間の流れの中では、
その人の心にとってベストなタイミングで、
必要な薄皮がそっと浮かんできます。
それは努力ではなく「用意された波」のように自然に訪れるもの。
継続コースは、この波を逃さず、
浮かんできたものをそのまま光へ返すための
安全であたたかな場になります。
だから継続コースでは、
- 表層の思考や感情
- 中層の習慣・家族的パターン
- 深層に残っていた痛み
- 核にある“分離の信念”
こうした層が時期に合わせて自然にひらいていきます。
単発と継続の違いは「深さ」ではなく「構造」
単発セッションは、その日に心が見せてくれる範囲を扱う一点の光のような形。
一方で継続コースは、
時間の流れそのものが光に照らされていくため、
- 波が出てくるタイミング
- 抵抗のゆるむ瞬間
- 役割がほどける日
- 深層が自然にひらく期間
こうした「流れそのもの」を扱える構造になっています。
「自分たちで深掘りしにいく」のではなく、
深さのほうから自然に訪れる。
これは、光の特性であり、
継続という“器”の本質です。
継続の中で起きること
継続コースで起きる動きは、
- 気づきが自然に連続していく
- 無理なく深層まで光が届く
- 抵抗がゆるむタイミングが整う
- 聖霊が働きやすい場が保たれる
- 心の核にある痛みがふっと溶ける瞬間が訪れる
- 「本当のわたし」の静けさが日常へ広がる
こうした、とても静かで、
とても人間的で、
とても光に満ちたプロセスです。
心にとって「ちょうどよいペースで」
光にひらいていくための場所。
それが継続コースです。
継続は、深まりが「自然に」起きる形
継続は「頑張って深く行くため」ではありません。
光が働き続けやすい時間の流れが確保されているため、深まりのほうが自然と起きてくる。
継続という形は、
薄皮剥きのプロセスと矛盾するどころか、
それを最も美しくサポートする形です。
薄皮剥きは光の道筋。
継続はその道が自然にひらく器。
ひとつの光のプロセスを、
別の角度から語っているだけです。
心が静かにひらいていく時間を、
やさしく共に歩きたいと思われたとき、
継続の場はいつでも開かれています。