「鏡→内なる光」─継続コースの静かな仕組み

─ Light Remember 版:深層が開く順番 ─

継続コースが深い層をひらく理由のひとつに、
「鏡を経由して、内なる光に戻る」という自然な構造があります。

「鏡」とは「外側の人」ではなく「わたしの心が選んだ光の見え方」です。

その流れは、次のようになっています。

「鏡」が呼ばれる段階

深い層は、自分の中に安全がなければ絶対に開きません。

人は自分の光を忘れているとき、
光を「外側の何か」に投影します。

それがセラピストであったり、
サポートする人であったりします。

ここで起きているのは、

わたしの心の深層では、まだ直接光を見られない感じ
だから外側に「一時的な光の鏡」が必要

というとても自然なプロセスです。

これは依存や弱さではなく、深層が安全を確認している段階です。

鏡を通して、自分の光を「間接的に」思い出す

鏡とは外側にあるように見えて、
実際には「わたしの深層が光を思い出すために呼んだ形式」です。

深層が照らされる許可の中で、セッションを重ねると、
心は鏡に映っている光を見ながら、
少しずつこう気づいていきます。

「あれ、外側に見えていた光は、本当はわたしの内側にあったのかもしれない」

この「気づきの揺れ」こそが、
深層が目覚め始めたサインです。

継続コースは、
この揺れを丁寧に扱っていく場でもあります。

鏡を通らずとも、自分の光を直接感じ始める

深層が十分に安全を感じると、
外の形を必要とした視点が自然と薄れます。

ここで起きているのは、「自立」でも、「離れること」でもなく、
「光への信頼が内側で自然に回復した」ということです。

セッションの場でも、
外側の誰かを通してではなく、
内側に直接ある静けさ・光・平和が感じられはじめます。

このとき、心はこう気づきはじめます。

「光は最初からここにあった」

「わたしの深層は守られている」

「他者は光を見るための“補助光”だった」

このフェーズこそ、継続コースの核である
「深層の自己回復」が起きている瞬間です。

鏡はそっと「外れる」

鏡は、必要だから機能します。

必要がなくなると、
自然にその役割を終えます。

これは「卒業」ではなく、
内側の光への完全な信頼が回復したということ。

継続コースは、この自然な移行を無理なく見守るための器です。

まとめ:鏡 → 内なる光

継続コースとは、
この流れを静かに歩くプロセスです。

  1. 外側の鏡を呼ぶ(安全のサイン)
  2. 鏡越しに光を見る(間接的な再会)
  3. 光を内側で直接感じ始める(深層開示)
  4. 鏡が役目を終え、光そのものに戻る(再統合)

すべては光が働く順番に沿って起きています。

そして、それは「自分と光の関係性」です。

この流れは特別な人に起きるものではなく、
静かに光へ戻ろうとする心、誰の中でも自然に起きていく流れです。