直感(インスピレーション)は、「当たる」「外れる」といった占い的(※)なものではなく、わたしたちの意識の成熟とともに、その性質を少しずつ変えていくものだと感じています。
ここでは、わたしの心に示された『直感の三段階』を簡単にまとめてみたものをご紹介します。
どの段階も尊く、どれも聖霊(愛)の導きの中で生きるための表れだと感じています。
※この記事での「占い的」とは、直感を「結果予測」「的中率」で評価する意識のこと、外向きの意図を持ったもののことを指しています。
補足記事:占いと直感の関係
直感の三段階
第1段階 恐れから守る直感
主なはたらき:身体的・人間的レベルで危険や不調和を避け、安全を保つ
キーワード:「守る」「避ける」「感じる」
視点・特徴:生きる喜びを延長するための愛の働き。親が子を守るような本能的優しさも含む
第2段階 当たる直感
主なはたらき:神聖な存在への信頼を深め、心を開くことを助ける
キーワード:「信頼」「受け取る」「ゆだねる」
視点・特徴:本来は「当たった・外れた」を超えた心の交流。人との関係で愛を思い出す導き
第3段階 平安のための直感
主なはたらき:当たり外れを超えて、平安と愛を思い出すために使われる
キーワード:「静けさ」「一致」「思い出す」
視点・特徴:具体的な出来事を越え、ただ愛の質を分かち合う。あとから思い出すと心の支えになっていると感じられることもある
どの段階も聖霊の導きの形
三段階は、直線的な「成長」ではなく、そのときどきに必要な形で現れる愛の螺旋のようなものです。
恐れから守る感覚も、信頼を学ぶ導きも、静かな平安の記憶も――
すべては同じ愛の声が、ちがうかたちで語りかけているのかもしれません。